高精度・高品質を求められる加工品が多い
寸法精度もですが、仕上り面の要求も多く、外観(キズ・ダコンや面粗さ)には気を使います。気になる部分は、お客様と事前打ち合わせしたり、寸法の相関を取る事でトラブルを回避出来ます。
弊社の加工品の多数が穴加工品・内径加工品
ミクロン台の寸法公差のものからカラー・ワッシャー形状、段穴形状まで色々やっています。寸法測定については、公差・形状を考慮しながらピンゲージ・エアマイクロ・デジタルマイクロ等を使い分けます。
弊社の受注量の大半が内径(穴もの)加工になっています。
カラーやワッシャー形状
内径公差1/1000台の物
段付形状や袋穴形状の物
等々色々と対応しております。
内径の測定方法は、公差や形状により
エアマイクロ・ピンゲージ・ダイヤテスト・デジタルマイクロ・ノギス
等を使い分けて測定しています。
ピンゲージについては、場合によっては1/1000、1/10000台の
寸法のものを使用しています。
材質もハイス、超鋼、セラミック等を使い分けます。
インターネットでのお問合せの中でも、「弊社が穴もの加工を得意としてる
から連絡してみた」と言って下さる方々もおられます。
内径加工品でお困りの方、おられましたら一度御連絡下さい!
お役に立てるかも知れません。
真鍮鉛レス材(BZ3)加工品とその断面です。両サイド内径Φ8で交差幅0.005です。
弊社の武器 ボーリングバイト
基本的には、材質や形状・寸法公差及びコスト等によってチップ等市販工具を吟味・選定し加工しています。
しかし、市販工具だけではお客様の図面要求・コストにお応え出来ない場面が多々あります。
特に内径加工においては写真のようなボーリング(ザグリ)バイトを作り加工する事が多いです。
手研ぎバイトですので再研磨が可能、チップに比べてコスト低減になる場合がありますし、色々な形状に合わせて研磨製作し加工が出来ます。
ボーリング(ザグリ)加工は弊社の生命線であり、これからも弊社最大の武器となってくれる技術であると言えます。