限界は?精密切削加工の寸法公差
時々お問い合せで、
『御社は精密切削加工をされてるけど、実際どのくらいの寸法公差の
加工が出来るの?』
という様な質問を時々受けます。
何時だったか、なんで、そんなこと聞くの?と逆質問してみたら
精密切削加工屋と名乗ってる割には、加工出来ないと何社かに
断られたと。。。
そこで、今回は今時点でのわが社の精密切削加工における限界(実績)を
書いてみたいと思います。
以下過去に加工したことのある実績を列記してみます。
真鍮(鉛レス・カドミウムレス材含む)
内径寸法レンジ 4ミクロン
外径寸法レンジ 10ミクロン
ステンレス(SUS303、304)
内径寸法レンジ 6ミクロン
外径寸法レンジ 8ミクロン
快削鋼(SUM24)
内径寸法レンジ 15ミクロン
外径寸法レンジ 15ミクロン
S45C、SCM415
内径寸法レンジ 8ミクロン
外径寸法レンジ 10ミクロン
一応上記全て量産加工ロット10000ヶ~100000ヶ程度の
ものです。
但し、加工形状や加工機の選定によってはこれ以上の領域に
踏み込めるかも知れませんし、逆に対応出来ない場合もあります。
こうやって書いてみると、不思議です。
内径の寸法レンジの方が全体的にシビアです。
これは、やっぱり、わが社が内径加工品・穴加工ものを多く取り組んで
いるからでしょうか。
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どうぞ。その際には図面FAXお願いします。
加工検討致しますので!