2006-06-09 Fri [ 精密切削加工::精密切削加工の必需品・考え方 ]
by yotch
精密な切削加工品の寸法管理するとき何に気をつけて管理していくべきなのでしょうか???
ちょっと触れてみますか。。。
よく、寸法公差がミクロン台だからって頻繁に寸法チェック
する人がいます。
確かに、頻繁に寸法見れば不良は減る。。。普通に考えれば
そうなのかも知れません。
でも、この行動って、寸法を見ることだけが目的になっていて
寸法管理ではないと思うんです。
たくさん寸法チェックしたからって意外と不良は出ちゃうもんですよ。
例えば30分おきくらいに頻繁にチェックしてれば、確かに安心感は
あるでしょう。
仮に我が社で、こういう行動を取ってるととても時間が足りません。
きっとすぐに時間が経つことでしょう。。。
我が社で管理するときに心がけていること。
『寸法を見ないで良品を作り続けること』です。
これって、ある意味究極なことだと思うし、加工している人間から
したら、理想です。でもちょっと非現実的な面もあると思います。
でも、あえて我が社はこの『寸法を見ないで良品を作り続けること』
を目標に取り組んでます。
ちょっとでもこれに近づいていかないと我が社では仕事にならない。
現場の人間4,5人で設備35~40台の機械を稼動させ続けるには
いかに時間を生み出して、その時間で良い仕事、技術向上等に努めるか?
なんです。
そのためには無駄な寸法管理は少しでも減らしたいところですね。
・刃先磨耗はどのくらいか
・寸法のバラつき加減はどの程度なのか
・室温の安定させることができるか
その他にも色々と気をつけるべき点があると思います。
これらを踏まえていけばそんなに寸法って測らなくても良いように
思いますが、基本的には。。。
勿論、確実な加工機のセッティングが前提でのお話ですよ。
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