2006-07-09 Sun [ 精密切削加工::精密切削加工の必需品・考え方 ]
by yotch
我が社での精密切削部品の内径測定。今回はさらにピンゲージに突っ込んで行きます。
先月末から一部の精密切削部品でセラミックのピンゲージを
使用してます。
勿論、サブミクロン表示で例えば1.2448±0.0003といった
ピンゲージで測定してます。
今までは通常、ハイス鋼または超鋼のピンゲージを使ってました。
このセラミックピンゲージ。
はっきり言ってお高いです。今回4本製作してもらいましたが、この合計
金額でいくと、普通のハイスのピンゲージが15~20本くらい買えます。
なんで、こんな高い物をわざわざって感じですよね。
ホント僕もそう思います。ハイス、超鋼で十分やんか!って思います。
ところが実際に使って見ての感想。。。とっても良い感じ♪なんです。
ハイス・超鋼と比べてみた感覚として
・キズが入りにくい。→ 耐摩耗性に優れている。
・錆びない → 使用後の管理・保管が楽
・非磁性体 → 磁気を帯びない
具体的に書けば、
・長持ちして
・錆びないから素手で触っても全然OK
・磁気を帯びないから製品に付いてどこかに紛失することが少ない
よく、シビアなお客様の検査風景を見てるとピンゲージさわるのに
手袋してますが、セラミックならそんな事しなくてもOKなのだろう。
今回、お客様との相関を取るため、当社の管理の為
通りゲージは公差レンジ下限より1ミクロンプラス
止まりゲージは公差レンジ上限より0.3ミクロンマイナスで
製作してもらった。
このくらいの誤差を見ておけば、ピンゲージの製作上の誤差、およそ
±0.0003(0.3ミクロン)をカバー出来る。
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アドバンス産業では精密な内径加工、穴もの加工を得意としてます。
例えば、こんなもの
内径測定器は状況に応じて
今回のようなピンゲージ(ハイス、超鋼、一部セラミック)
そして、エアマイクロ(3台)
その他、ダイヤテスト、デジタルマイクロ、デジタルノギス等で対応
してます。
お問い合せお待ちしてます!
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さてさて、営業活動終了♪
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今日は日曜日。嫁サマ孝行しなくては!
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